2017/11/17 11:56

「どんなところに住みたい?」ってのは、もしかしたら僕の中でそれなりに大きなテーマの一つなんじゃないのかなと思ったりする。
こうして毎度毎度引越しをしながら暮らしていると、現状で家を買いたいという欲はこれっぽっちもなくて、なるべくならそのときに「こんなところに住みたい」っていう理想を追っかけて、それに近いところを探して住むっていうのが、一番精神衛生上好ましいことなんだと思うんだけど、今までは「暖かい地域」「ごはんの美味いところ」「災害の少ないところ」のように、ちょっとざっくりとした「地域」としての理想を追いかけていたと思うんですが、最近ちょっとそれが変わってきたよな、と思うようになっています。
今、住んでみたいところは、「地域」というよりも、「家の周りがどうなっているのか」っていうところな気がしていて、例えば、海が見える家とか、小洒落たまちの中とかそういう風に少しだけピンポイントになりつつあり、現状で僕が住みたい家は「森と小さな町の境目」が良いなぁと思っています。
オランダに行ってから、僕は元々散歩は好きだったんだけど、森が結構沢山あってそこを無目的に歩いている時間ってのがかなり良いもので、そこで仕事のことを考えたり、あぁでもないこうでもないとよくわかんないことを考えているのは、とても良い時間の使い方だよなと思うわけです。
そんなわけで、次の引越し先はまず地図を見て、そこに森があるのかどうか。
そして、森の近くにそれなりに住めそうなところを探して、物件をちょろちょろ見ていくってのがこのところの日課になっているみたいです。