毎日30分かけて5.5キロを走るってことが日課になり、それについて特に何も考えることなく、朝着替えて走りに行くんだけど、そのときにいつも耳にはワイヤレスのイヤフォンを付けて、iPhoneに保存してある音楽とか、落語を聴きながら走っています。

そんで、まぁさすがに体が慣れてきたとは言っても、日によって体が重くて「あー、しんどい。止まるかな、足痛いフリして止まっちゃおうかな」って結構考えることもあるんだけど、そういうときは「走るのはつらいってことを前提で走ってんだから、我慢するべ」と思うようにして、ちょっと諦めにも似たような気持ちでそのまま走り続けていると、ようやく体が楽になってそれからは特に体への負担のことを気にせずに、気持ちよく走ることが出来たりします。

で、そうやって30分の間走っていると、色々と考えるわけです。

商品の作り方、写真について、書いている本をどうやって進めていくか、あーあの町に一人で旅行に行って写真撮ってくるかな、陶芸のデザイン、結婚願望、子供は一人でいいかな、金ねぇな、あれ欲しいな、いやいらんかなどなどなどなど。

普段暮らしている中で、体を動かしながら何かを考える時間って、よく考えるとあまり無い状況なので、そういったところでなんだかわかんないけど、ちょっと得しているようなそんな気持ちになったりします。

長い文章を書くことへの苦痛ってそういえば無いなと最近思うようになっているんだけど、いやちょっと待てよ、ネットショップのブログに特に意味の無い長い文章を書くってのはお客さんにとって苦痛なんじゃないのかと思うこともあるわけですが、いやいや、そもそもそんなに読んでる人いないだろうし、いたとしても「こいつの文章なげーな」ってことで読まなくなるだろうと思うから、結局のところ僕は自分の体の中に入っているどうしようもないことをこうしてここに書いていくことで、なんだか少し何かと接点を得られているような気がするんですよね。

というわけで、今後も長い文章を書くことになるかと思いますが、その辺はどうぞご容赦くださいませ。